社会人二年目の夏休み。
この年も有休を重ねて10日間程のミャンマー旅行に出た。
ヤンゴンにて僧侶に寺を案内してもらう。この僧侶達は無事にしているだろうか。
寺の中には多くの人が祈りにきている。
ミャンマーの遺跡群パガンにて。大雨が降った後の虹。
バガンの遺跡に登っての一枚。
バガン内部の壁画と少年。
ひょんなことから村の祭りを見に行く事になった。怪しげな音楽にあわせて剣を振り、金を投げて踊るオカマっぽいおじさん。
パガンの中にこのような白い城のような綺麗なものもあった。

ミャンマーの子供。
呪怨君みたいに顔を白くしてるのは、
ミャンマーの女の人がよくしている日焼け止めみたいなものらしい。
【ミャンマー内ある長距離バスにて 】
道路状況が悪い中、夜中にガタガタ道をひた走る1台のバス。
ミャンマー人、欧米旅行者にまじり、僕もその中で拷問のようなクーラーの寒さと、激しい揺れに苦しまされながらろくに眠る事もできず15時間をかけて移動していた。
そんな中、ななめ前の席のでミャンマー人の女の人が騒ぎ出した。
席の上のクーラー兼ライトが突然外れ、コードだけで支えられ宙ぶらりんになり、ゆらゆらバスの振動で揺れている。ミャンマー女性達は何とか直そうとするが、どうもうまくいかない。
しばらくして、ちょっとふざけた感じのにやけたバスの青年乗組員(私服)が「どれどれ俺が直してやる」という表情でやってきた。
一応、仮固定用のテープとドライバーを持ってきている。
顔はにやけているが、直す気はあるらしい。
まず、その仮固用のテープでクーラー兼ライトを留め、ドライバーでネジを閉めていっているようだが、なかなかうまくいかないようだ。数分悪戦苦闘した後、やっと留める事ができた。
周りの乗客にも得意げに微笑みかけていたが、突然大きな揺れが来て、その振動でそのクーラー兼ライトは彼の頭に落ちてきた。
そこで、一笑い起こったのだが、照れ笑いしながらライトのコードごと取り除く作業をしていた青年の頭には仮固定の黄色いテープがちょんまげのようにのっかっている。
まるで、コントだ。
隣のミャンマー人とも笑いを抑えきれず、顔を見合わせて笑っていると、その青年は頭に黄色いテープが付いている事に気付かずに、最後まで照れ笑いしながら、クーラー兼ライトを取り除き運転席の隣に戻っていった。
このゆるい感じ。
こんな変な事は発展途上国を旅行をしていると良くある。
まあ、僕が言いたいのは、ミャンマーもこの例にもれず素晴らしい笑顔の国だったという事。世界三大仏教遺跡は伊達じゃなかった。
今までで一番の後進国だったかな。何てったって遺跡巡りは馬車だったから。のんびりしてていいとこだった。
バガンを廻った馬車引きの青年に、朝日を見に連れて行ってもらった時、朝日を見ながら彼は話しをしてくれた。「政府が代わってから、税金が上がり、物価があがりみんな苦しい生活をしている。この政府がかわらなければ、みんな不幸せになってしまう。この話も街中では話す事もできないんだ。軍隊がどこにいるかわからないから気をつけなよ。」
ミャンマーに行ったのは2006年夏だった。現在のミャンマーの混乱は、既にミャンマー人達は予期していたのかもしれない。


