次の日の朝は遅く、僕は12時に起きた。
昼飯までご馳走になってしまった。M君は今日もバイトで昼飯を食べると、出かける予定だった。僕はというと、おととい飲み会をしたためにほとんど睡眠を取れなかったのと、詐欺のショックも重なり、全く動く気がしなかった。図々しくも、もう一泊M君の家に泊まらせてもらう事にした。M君が出かけた後、僕はまた布団に入り、そして寝た。
そして、起きたのは夕方の6時、テレビをつけると吉本新喜劇がやっていた。口元は笑うがあまり元気が出なかった。さすがにまた夕飯をご馳走になるのも迷惑だし、大阪らしいものも、食べてなかったので、散歩がてらふらふら家のそばを歩いた。たこ焼き屋があったので、たこ焼きを一パック買った。たこ焼きは美味かったが、なぜか少しさみしい気持ちになった。見知らぬ土地、しかも都会の大阪を一人で歩いているせいだろうか。さらに、気分が落ち込んでいるせいもあるのだろう。
M君は夜10時過ぎに帰ってきた。M君は不器用ながらも僕を励ましてくれた。そうだ、これで帰ったらただの阿呆だ。十分寝て、体力も回復した。明日九州に向かおう。


